チャリ日和－９０RPMで回せ！

２００９年シーズンが終わりました。
十日町笹山球場の３塁側スタンドはほぼ満席。信濃のホームゲームかと見紛うぐらい赤いファンが集まりました。
試合は青木選手の特大本塁打で始まりましたが、３回に怒涛の８得点をあげたグランセローズがその後も着実に得点を重ねて大勝！（１２－４）昨日のオリスタでの敗戦のリベンジを果たしました。

試合後、グラウンドで新潟アルビBCの後期終了セレモニーが行われている最中、球場外ではグランセローズの選手とファンとの即席交流会となりました。戦い終えた選手の横で目を真っ赤に腫らしたファンが三々五々思い出話をしている光景は、卒業式を終えた高校のようでしたね。
まぁ、この試合が卒業式となる選手も少なからずいるわけだから、卒業式のように見えても不思議ではないわけだ。

そして、最後の最後、バスに乗り込む選手たちが勢ぞろいして、本当に最後の挨拶。マイクを通さずに清水クンの口から出たのは、優勝争いに絡むことなく終わったシーズンにも関わらず最後まで応援し続けたファンへの感謝の言葉でした。
ケガなどがあって決して満足のいくシーズンを送れたわけではない清水キャプテンでしたが、最後まで立派にキャプテンとしての重責を果たしました。ありがとう、清水クン！君の一言で２００９年シーズンは報われたよ。

このまま終わればよかったのですが、なんと梅澤選手が雪隠タイムを取っていて遅刻（？）して登場。清水クンの感涙モノ挨拶のあとに、梅澤クンの挨拶がなんともしまりの悪い言葉となりました（笑）
（写真は、赤い服の梅澤クンの失笑挨拶です）なんとなく、最後まで梅澤クンでしたね。

充実したシーズンを送った選手、不甲斐ない成績で不完全燃焼だったシーズンを送った選手。
シーズン途中で野球を続けられなくなった選手。
それぞれのみんな、ご苦労様。
今はゆっくり体を休めてください。

実力本位の世界ですから、明日からは厳しい現実が待っているでしょう。

新しい世界に飛び立つ人がいるかもしれません。夢半ばで挫折を味わう人も出てくるでしょう。そして、自らバットやグローブを置く人も。
しかし、誰にとってもグランセローズで過ごした時間は決して無駄ではなかったはずです。新しい世界できっと役に立ちます。
それぞれの世界で頑張ってください。

そして、２０１０年に再びグランセローズのユニフォームに袖を通す選手へ。是非優勝を！悲願の優勝をお願いします。