チャリ日和－９０RPMで回せ！

先発の鈴木クンは毎回安打を打たれながらもよく６回まで頑張ったと思う。４－１で勝っていたのだから、７回頭から大竹クンを投入して、９回は星野クンで抑えるってのが今日の必勝投手リレーだと思ったけどね。

でも、実際には打たれて始めてから投手交代をして、最後は星野クンを温存して逆転負け８００人未満の観客から罵声すら飛ばなくなった（＞＜）

８回を終わって、４－４の同点。試合時間は３時間１０分を超えていたので、９回表を０で切り抜ければ、負けだけはなかった。
速球一辺倒の大竹クンが９回につかまってランナーを許してしまう。ツーアウト２塁の場面で迎えるのは左の稲葉。左バッターなんだから、左の星野クンをマウンドへあげてもよかったんじゃないかな？仮に代打が出てきても、あの場面で稲葉以上に怖いバッターなんていないし。星野クンなら一人を抑えることぐらいは朝飯前だったはず。
大竹ｖｓ稲葉は、稲葉に軍配！稲葉が放った一打は前進守備のレフト頭上を超える決勝打。次の青木の一発（ツーラン）で完全に息の根を止められた。青木は完全に狙っていて、そこに投げちゃった大竹はまだ甘いってことですね。

選手は勝ちたいんでしょう。６回裏の畳み掛ける集中打は見事でした。ツーアウト２塁の場面でレフト前ヒットでも２塁ランナーが本塁に帰ってくることができなかったのはご愛嬌（？）でしたけど。この１点があれば・・・死んだ子供の年を数えるようなことはしませんけど、ちゃんと普通の人ぐらいは走れる人が欲しいよね。
でも、どうも勝ちたくない人がいるようで・・・

例えば、左の中山が好投の久保田をリリーフした場面。普通なら、左投手が出てきたら右打者を代打に送るのがグランセローズのセオリーのはずなのに、代打を告げずに、セカンドゴロに倒れてしまった。しかし、最終回には、前の打席で２塁打を打っている左打者に右打者の代打を送った。そして、その右打者は見事に安打を放った。中山がリリーフで出てきた場面でこの右打者が代打で出ていたら、チャンスは広がったかもしれない・・・

例えば、３点を追う最終回。ツーアウト１･２塁。一発出れば同点。ヒットでも１点は入って追い上げムードが高まる場面。ここで代打に松澤クン。過去に同じような場面で松澤クンが本塁打はともかくヒットを打ったことがあった？残念だけど、代打松澤が告げられた瞬間に９割の人は彼の三振、そして試合終了を確信した。あれでは、松澤クンが可哀相すぎる。彼を代打に送り出したほうは、あーゆー場面で打てるだけの精神力を身に付けさせたい、とでも言い訳するんだろう。松澤クンを本当に大事に思うなら、別の場面で送り出してあげて自信を付けさせるほうが先だと思う。

例えば、４－１とリードした７回表。前の回から明らかに球速やコントロールが落ちてきていた鈴木クンを続投させたところ。友哉のリードが外側の変化球主体になっていたのでヤバいなぁ、と思っていたところで２連打。少なくともここで大竹なり星野にスイッチするかと思っていたけど、続投させて手痛いタイムリーを浴びてしまった。チームの勝利と鈴木クンの初勝利にちょっとだけ暗雲が立ち込めた瞬間でした。遅いんだよねぇ、投手交代が。

新潟アルビBCのエース伊藤投手を攻略した打線にも、好投した鈴木クンと大竹クンにも罪はない。
結局、選手を上手く動かすことができないベンチ内にこそ、今日の敗戦の罪はある。
明日の新聞のスポーツ欄で、どんな敗戦の弁が語られるか楽しみである。

３勝１２敗。これで８月は残り試合全部勝たないと星を５分に戻すことはできない。厳しいなぁ・・・

体調不良、体力の限界、気力喪失、チーム不振の責任・・・なんとでも言い訳は作れるから、しばらくは別の采配ができる人が必要なんじゃないかな？