チャリ日和－９０RPMで回せ！

（長いです。ケータイの人はご注意ください）

ここ数日、いい天気が続いています。前橋市の桜は今が満開のようです。
こんないい天気が先週土曜日だったらよかったのに・・・と、空を見上げては思っています（笑）先週の大芝は寒かった寒かった。よくあんな天気の中で９回まで試合をしたと思いますよ。

さてさて、２００９年のＢＣリーグがようやくこの週末から開幕します。我等が信濃グランセローズは前橋市の敷島球場で前年のディビジョン覇者・群馬ダイヤモンドペガサスと開幕戦を行います。
ダイヤモンドペガサスはほとんど昨年とメンバーが変わっていません。主軸の井野口や丹羽、小西を中心にして、青木と山田の機動力もあるし、下位打線を打っていた鈴木もパンチ力がありそうで、どこからでも打ってくる印象がさらに強くなりました。

今年のグランセローズはどうなんでしょうか？
ここまで、オープン戦を４試合と練習試合を２試合を行って、２勝３敗１分という成績でした。オープン戦なので本当の力を測ることはできませんが、飛びぬけて強くなった印象はありません。
石川と新潟に連勝したときには、おっ！と思いましたが、群馬との２連戦ではあっさりと負けてしまいました。
クラブチームとの試合では勝敗を度外視して、投手陣の仕上がり具合を見ていたのでしょうけど、だいたい、全足利には打ち負けるし、コスモスターズとの一戦では再三再四あったチャンスに得点を挙げられないし、実力的にはＢＣリーグより下位のクラブチーム相手にすんなり勝てないようでは、けっきょくは今年もそれほど多くを期待しちゃいけないのかもしれません。

シーズン前からあんまり悲観的に考えるのはこの辺で止めにして、２００９年のグランセローズはやってくれると信じて週末を迎えることにしましょう。

いつもながら・・・週末の試合に向けて、スタメンを考えてみましょう！

（敬称略）

守備位置ですんなり決まりそうなのは、一塁の渡辺と２塁の市川の二人。あと大村がレフトかライトでスタメンに入るでしょう。
捕手もオープン戦では友哉がマスクを被ることが多かったですが、経験や攻撃力で中村でしょう。
たぶん、ここまでは誰もが予想できる範囲だろうし、それほど違いは出ないと思います。

わからないのが三遊間。
バッティングの調子からすると村上を外すことはできない。キャンプから一番振れているのが村上だし、オープン戦や練習試合でもちゃんとした成績を残しているので、３年目の村上には大砲として、そして打撃の中心として、今年は一発カマしてももらわないと困ります。だから、多少の守備の綻びは大目に見てあげる寛大な心が必要だと思うな。泰楽だったら、という枕詞は禁句でしょう（一番言いそうなのが僕なのに）
清水が腰痛で最後の練習試合を休んでしまったので、開幕までに間に合うかどうか心配です。でも、その先週の土曜日に話したときには大丈夫という力強い言葉をもらいましたが。清水の場合はキャプテンとしての重責を背負いながらの一年となりますね。
またこの二つのポジションには町田、三井という強力なライバルが控えています。清水の調子が悪いようだと、マッチーと村上の三遊間でしょう。

外野は他のどこのポジションよりも生存競争が厳しいものになっています。大村が両翼のどちらかに入るのは先に述べた通りで、それ以外の２つのポジションを坂田、笠井、込山、今村、瀧本などが争うと思います。はっきり言って、誰も甲乙つけがたいところがあるので、バッティングの調子の良し悪しや求める戦術によって、猫の目のようにポジションや打順が変わるんじゃないかと思います。

一番最初にあげたほぼ決まりのポジションだって、もしかしたら松澤や星山と言った意外性のある選手にとって代わるかもしれません。この二人の爆発力には実は期待するところがあるんですけどね。

というわけで、適当に考えた土曜日のスタメンはこんな感じでしょうか？

１番：込山（センター）
２番：笠井（ライト）
３番：大村（レフト）
４番：村上（サード）
５番：渡辺（ファースト）
６番：竜太郎（ＤＨ）
７番：清水（ショート）
８番：中村（キャッチャー）
９番：市川（セカンド）

先にも書いたように、清水の調子如何では、４番：ショート村上、７番：サード町田となるでしょう。
大村や渡辺も今年は大きいのを狙っていくようなことを宣言してくれたし、中村もバッティングでがんばると言っていたので、ワクワクドキドキの打線になってくれる・・・でしょう。

さて、投手順に目を向けてみましょうか。
先発候補としては、給前、高田、仁平、佐藤といった去年からの実績のあるところに、星野、大竹、芦田といった新加入の３人が加わります。夏になれば藤原も帰ってくるでしょう。
中継ぎや抑え候補では、実績十分な小高、梅沢に石川からやってきた高森が加わってくるでしょう。
顔ぶれだけからすると充分なものが揃っています。
しかし、佐藤や藤原はケガ明けなのでしばらくは戦力になりません。大竹もこの前の練習試合でようやく１イニングを投げましたので、そんなに長いイニングは無理でしょう。

先発の柱は、給前と自身が１５勝を宣言している星野で、仁平や芦田が続いているのかな。高田も有力な先発候補だけど、抑え候補の高森がピリィッとしない場合は高森と高田とのダブルストッパーになったりするのかな？
今年はルール変更で延長戦が導入されたので、ストッパーにかかる負担が増すような気がするので、ダブルストッパーというのも充分あり得そうですね。

まずは、敷島での初戦に星野でいって、オリスタでのホーム初戦は給前でキッチリ勝つ！願わくば、先発の二人が６回か７回まで最少失点に抑えて、小高→梅沢→高田の黄金リレーで２戦とも勝利ってのがいいなぁ。