2009年12月10日

奈良井宿

奈良井宿

木曽路十一宿のうち北から二番目に位置する奈良井宿は、文部省選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されているだけあって、(たぶん)江戸時代ごろの町の様子がしっかりと残っている。
今にも、水戸黄門様ご一行や遊び人の金さん、または旗本の三男坊の徳田信之助なんか出てきそうな雰囲気があります。金さんや徳田信之助は江戸の住人だから、奈良井には出てこないか(汗)

この町並みを残していくには、奈良井の人たちの並々ならぬ努力があってのことだと思います。
それだけに、こういう素敵な町並みの風景のなかに自動車が走っていたり床屋の赤青白のクルクル回る三色ねじり棒(って言うんですね)があったり喫茶店の看板が出ていたりするのは残念な気がしました。
「景色だけじゃ喰っていけねぇんだよ!」という反論ももっともだけど、せっかくこの空間を残して、それで街づくりをしているんだから、そこは最後の細かいところまで神経を配ってほしいと”観光客”は思うのです。
家並みというハードな面ばかりじゃなくて、そこに足を踏み入れたときに感じるソフトな面も大事なんじゃないかな。


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奈良井宿

路地に面しているどこの家にも、千本格子がはめ込まれている(千本格子は明治になってから作られたそうだけど)。そして、その千本格子にはドライフラワーで素敵な演出を施している家も多かった。
素朴だけど、これだけで立派なアートだ。

この写真以外にも、水引とドライフラワーを使って装飾している家もあるし、ホオズキの鮮やかな赤を生かしているところもあったし、なんと柿を使っているお店もあった。

朝早かったので、まだどのお店も開いていなく、それがかえってお店の中よりもこのような外観だけをじっくりと見て楽しむことができた。



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Posted by みっちゃん at 11:07│Comments(3)日記
この記事へのコメント
こんばんは、はじめまして、
街道の雰囲気が凄く出ている風景ですね。
東海道の関宿もこのような感じでした。なつかしいです。
Posted by eyawlk at 2009年12月10日 19:16
こんばんわ★彡
(^-^)
奈良井宿の詳しい歴史は良く知りませんが、あの観光客がたくさん行き交う通りは、今も昔も《生活道路》だそうです。
観光客は大切なお客さまだけれど、やはりそこに住む人々がいるからこその宿場町だと思います。でも人間って無い物ねだりだから、こだわり出したらキリがないですよね!
みっちゃんさん、鳥居峠の欅の道も素晴らしいですよ。(^_^)v
Posted by ポーラスター at 2009年12月10日 22:20
訂正f^_^;
欅の道ってなんでしょね。失礼しました。山道でした。御嶽山も駒ヶ岳も望めます!
Posted by ポーラスター at 2009年12月10日 22:28
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