2015年04月25日

林檎の開花

平年より3日ほど早くリンゴの花が開花しました。
林檎の開花
写真はシナノスイートという品種ですが、サンふじも秋映もシナノゴールドもツガルも陽光も咲き始めています。
まずは中心花が咲いて、その後に周りの花が咲いていきます。
そうなるとリンゴ畑が一気に華やかになります。
と同時に、リンゴ農家は一気に忙しくなります。
林檎の開花
一番大事な作業としては、人口受粉があります。リンゴは自家不和合性なんで自分自身の花粉では受精ができません。別の品種の花粉を持ってきてメシベに付ける必要があり、自然界では蜂や蝶などの媒介昆虫がその役目をやってくれるのですが、確実に受精させるには人間がその役目を担うのです。僕はこれを「ハチになる」と言っていますface02
他に大事な作業としては、花の段階で中心花だけにして回りの花を摘んでしまう、一輪摘花というのがあります。とくに、秋映という品種ではこの作業が必須で、この一輪摘花をしないといいリンゴができません(いいリンゴというのは、秋映の場合は、真っ赤でサビがなく甘いことを言います)
ただ、この一輪摘花はこの先遅霜があったときには全滅してしまうリスクがあるので、その辺が難しいわけです。いつ一輪摘花をやるかというのが。5月10日ごろまでは遅霜の心配があるんでface03…今年はどうでしょうか?
この先の僕の作業予定は、まずは開花直後の防除消毒があって(大事な防除消毒)その後、秋映の一輪摘花をしながら、サンふじの人工授粉を行うようになります。秋映の摘んでしまった花は実は来年のサンふじの人工授粉用の花粉になるんです。
だいたいこのリンゴの作業が終わるころにはブドウの作業が始まってくるので休んでなんていられない!今までのようには遊んでいられないわけです(涙)face08

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Posted by みっちゃん at 18:30│Comments(0)日記農業
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