手術1回目で諭吉さんは何人連れて行く?
2016年12月にいよいよ人生初の手術を受けた…検査で大腸ガンって分かってからドタバタして三週間でここまで。
手術自体は3時間ほどで終わり、手術後はICUに1日いて、病室に移って7日は点滴のみ、その後3日で退院となった。都合
二週間の入院となった。
大腸ガン自体は完全に取り切ることができたけど、周辺リンパ節7個に転移が認められたので
ステージはIIIb、進行癌っていう診断というのは後から知らされた。
手術から退院までの費用はおよそ
27万円。久しぶりに大金を一気に払った(笑)まぁ二週間も入院して手術して、の割には安いもんだなぁっていうのがこの時の感想でしたね。
手術後、一ヶ月経ってから補助的化学療法を始めた。補助的っていうのは、手術したあとにそれでも身体に残っているだろうガン細胞をやっつけるための抗がん剤治療のこと。
大腸ガンについては(他のガンについてもそうだろうけど)レジメンがある程度決まっていて、こうだったらこれをやってつぎにこれをやって…と。
僕の場合は、
UFT(デガフールウラシル配合剤)の抗がん剤を半年服用するというもの。4週間は8時間おきに服用、その後1週間の休薬期間。これを6クール繰り返すスケジュール。プラス、2週間おきに血液検査で各種値を確認し、半年後にCT検査で体に異常がないか確認する。
じゃぁ、今日から抗がん剤の服用を始めましょう!という時に、薬局で請求された金額がビックリ!2週間分を一気に処方されたんだけど、その金額が
4万円弱(笑)最初は桁が間違っているんじゃないかと思った。だって、それまでお薬で諭吉さんが必要なことってなかったからね。
なお、抗がん剤の量は、その人の
体表面積によって変わるので、背の高い人やデブな人ほど量は多くなります。
身長は変えられないので、なるべく細身のほうが抗がん剤を使うときは有利ですね(笑)僕もこれを知ってればなぁ…
1回目の手術から補助的化学療法が終わるまでに掛かった費用は、およそ
78万円!
実際は高額医療費制度を利用するのでこんなには支払っていないし、保険などからもお金は降りるので、自分の懐が空っぽになることはないけど、でもまぁこれくらいはかかるってことです。
これでガンが治るならいいけど、僕の場合は経過観察してた2年後に再発が見つかった!
それも何箇所にもガンは飛び火していたのだ!
そのお話はまたこの次。
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