ブドウの樹皮剥がし

みっちゃん

2013年04月08日 07:34

暇な時間をみてはボチボチやっていたんですが、樹皮剥がしが終わりました。
そもそも、この作業は冬の間に樹皮の間に巣食っていた虫たちを樹皮と一緒に捨ててしまうためにやるもので、殺虫剤消毒(防除消毒)を行うから特に行う必要はない(事実、両親はやってなかったみたい)けど、これをやっておくとさらに効果があるようです。

素直にペロリッて剥がれる樹皮もあれば、しわしわでぜんぜん元気のない樹皮もあったり。まるで人間の肌のようでした。若い樹は樹皮の下の肌も滑らかできれいだけど、老木の木肌はどこか元気のないように見えます。

このブドウの樹の樹皮をむくのは、日に焼けた鼻の頭の皮膚をペロリとやる感覚に似ていました(笑)微妙な力加減を上手くやると長い樹皮を一気に剥がすことができたり・・・

これで次の作業は、剪定したときにブラブラにしてしまった枝を固定します。これを誘引といいます。
誘引はこの先、ずっと細かくやり続けることになりますが、まずは太い枝を大まかに固定していきます。芽の出る方向や枝の張りを考えて、枝同士が重ならないように固定していきます。


萌芽(芽ぶき)するまでに防除消毒があるので、それまでに大まかでもいいから誘引を終えてしまいたいです。
剪定した枝の芽も膨らんできています。例年なら4月20日前後に萌芽するようですが、今年は暖かいので少し早まりそうですね。それだけ、誘引作業も急いでやらなくちゃ・・・

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